頭蓋矯正1
なぜ、うつ病・自律神経失調症には頭蓋骨の矯正が必要なのでしょう?
うつ病は脳の機能が低下する症状が起こってきます。
たとえばホルモンの分泌異常により、脳の中の海馬という部位が萎縮したりします。
海馬は記憶を作る部位なので、記憶障害が起きたりします。
脳の機能が低下する原因に頭蓋骨のユガミや、硬膜という脳や脊髄を守る外膜のねじれがあります。これらを整えるために頭蓋骨の矯正が必要になってきます。
人間の頭の骨は、脳を包む脳頭蓋(神経頭蓋)とその他の目・口・鼻などの顔面頭蓋(内臓頭蓋)にわかれます。
脳を包む脳頭蓋のうち、特に重要な骨があります。
頭蓋低といい、脳を下から支えている骨です。
この骨を
蝶形骨
後頭骨
左右の側頭骨
といいます。
この4つの骨は体が作られる段階で、軟骨内骨化という段階を経て作られるため、他の骨よりも非常に頑丈にできています。
ちなみに他の頭の骨は、膜性骨化という作られ方をします。
頭蓋低のうち、蝶形骨と後頭骨は蝶形後頭骨結合SSBと言われ、頭蓋骨の動きの出発点となっています。そのため、一度この蝶形骨と後頭骨がねじれると、頑丈に出来ているがゆえに治りにくいのです。
頭蓋骨の動き?と思われたかもしれません。
頭の骨って動くの?
そうです。
頭の骨は常に動いているのです。頭蓋骨は常に一定のリズムで動いています。頭蓋骨は骨盤の真ん中にある骨、仙骨と連動して動いています。
それは頭蓋骨の内面と、脳の外面に張り巡らされた硬膜という膜が、仙骨にまで繋がっているためです。
脳脊髄液の循環が上手くいかないと
色々な症状がでてきてしまいます。
通常、一分間に6回から15回くらい、頭が大きくなったり小さくなったりしています。思わず自分の頭を触ってしまったかもしれませんが、残念ながら一般の方が触っても、頭が動いているか感じることはできません。頭の動きを感じるようになるには、熟練した技術が必要です。
では頭は何のために常に動いているのでしょう?
それは脳脊髄液という、脳を事故や怪我などの衝撃から守るための液体を循環させるためなのです。
この脳脊髄液の循環が上手くいかないと色々な症状がでてきてしまいます。脳脊髄液については、次のページでお話します。
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