4つのストレス
交感神経・副交感神経のバランス
交感神経と副交感神経はシーソーのような関係です。
ストレスが重なると交感神経が働きすぎてしまいます。
すると、体を修復するための副交感神経が働けなくなってしまいます。
では、交感神経を働かせすぎてしまうストレスとはなんでしょう。
通常ストレスというと、精神的なストレスを思い浮かべてしまいます。
しかし、交感神経を働かせるストレスはそれだけではないのです。
交感神経を働かせる4つのストレス
- 精神的なストレス
- 体のユガミからくるストレス
- 温度・湿度のストレス
- 栄養の過不足によるストレス
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精神的なストレス
一般的に言われる心の疲れです。
ほかの人に気になることを言われたり、自分の見たくない景色が目にはいってくると、誰でも嫌な気持ちになりますよね。気になって夜も眠れなくなった経験はありませんか? - 体のユガミからくるストレス
筋肉が疲れてきたり、背骨のユガミがストレスになることもあります。
たとえば、傾いた椅子にずっと座っていると違和感を感じるように、骨盤や背骨のユガミがストレスになることがあります。 - 温度・湿度のストレス
よくご年配のかたが、雨のふる前日になると体が重くなったり、関節が痛くなったりする話をきいたことはありませんか?反対に天気がよく青空の日は体の調子がよっかたりする。
これは温度や湿度、大気圧が体に影響を与えている証拠です。
- 栄養の過不足によるストレス
バランスの悪い食事もストレスになります。
たとえば肉ばかり食べていると、体を炎症させる作用のある油が多くなります。
反対に、まったく肉を食べないでいると、体の細胞の細胞膜の原料となるコレステロールがなくなってしまいます。コーヒーに含まれるカフェインは交感神経を刺激します。
甘いものばかり食べていると血糖値に影響を与え、交感神経を刺激します。
ストレスが重なると...
これら4つのストレスは同じ器に溜まっていきます。
だから積み木のようにストレスがドンドン重なってしまいます。
そしてある一定の高さまで積みあがると、症状として体にあらわれます。
たとえば10積みあがると症状がでるとします。
体のユガミのストレスが3、
温度・湿度のストレスが3、
栄養の過不足によるストレスが3、
合計で9積みあがっているとします。
この状態で1の精神的ストレスが重なると症状がでます。
この状態では、いくら精神的ストレスを減らしても原因の解決にはならないのです。
それらの4つのストレスを全体的に考えていかないといけないのですね。
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